ポリリゾン、米国のNASARIXアレルギー試験で120人の登録を完了
ラアナナに拠点を置くバイオテクノロジー企業ポリリゾンは10月27日、アレルギー性鼻炎の成人を対象とする開発中の鼻腔用ハイドロゲル「NASARIX」の米国臨床試験で、参加者の登録と無作為割り付けを完了したと明らかにした。同社によると、米国内の五つの臨床研究施設で、参加者120人全員の無作為割り付けを終えた。 試験では144人の適格性を確認したうえで、登録目標に到達した。無作為化対照試験としてNASARIXと生理食塩水の対照群を比較し、アレルギー性鼻炎の症状管理における性能を評価する。トメル・イズラエリ最高経営責任者は、登録と無作為割り付けの完了を「NASARIXの臨床開発における重要な節目」と述べた。 この開発候補品にはポリリゾンの「Capture and Contain」技術が使われている。同社によると、ハイドロゲルは鼻腔内に付着性の保護バリアを形成し、空中のアレルゲンと鼻の組織との接触を減らすよう設計されている。NASARIXは依然として試験段階の製品であり、登録完了の発表には臨床結果や有効性が実証されたとの主張は含まれていない。 ポリリゾンは、今後、試験で残る治療と経過観察を進めるとした。その後、試験実施計画書に従ってデータの検討と解析を行う。同社はハイドロゲルを用いた点鼻スプレーを開発しており、今回の試験は承認済みの治療法ではなく、アレルギーを遮断するための開発候補品を対象としている。
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