Upwind、クラウドとAIのセキュリティ基盤向けに4億ドル調達
Upwindは10月28日、Bessemer Venture Partnersが主導するシリーズCの資金調達ラウンドで4億ドルを調達したと発表した。クラウドセキュリティを手がける同社によると、累計調達額は8億ドルを超え、今回の資金は製品開発やエンジニアリング業務の拡大を支える。 既存投資家ではGreylock Partners、Cyberstarts、Craft、Salesforce Venturesが参加し、Canapi Venturesが新たに加わった。Upwindは、稼働中のクラウド環境を調べるプラットフォームの拡充に資金を充て、コードやインフラに加えてエンドポイントとAIエージェントにも対象を広げると説明した。センサー、エージェントやスキルのスキャナー、インベントリーグラフの変更についても説明した。 同社は、それぞれ異なる役割を持つ三つのエージェントを紹介した。Blueはログなどのデータに含まれる情報を調査し、Redは脆弱性や露出した部分を悪用できるか検証する。Greenはセキュリティ上の指摘に対処するための変更を特定する。Upwindは「AI Labs for Cybersecurity」の発足も発表し、AIセキュリティ、エージェント型セキュリティ、最先端モデルとベンチマーク、高度なAIシステムに取り組むとした。 Upwindが公表した顧客の声明で、HedgeServの最高情報セキュリティ責任者マイケル・カニッツォ氏は「Upwindによって、スキャンで見つかったものだけでなく、実際に何が稼働しているか把握できるようになった」と述べた。同社によると、今回の調達は2億5000万ドルのシリーズBから九カ月足らずで実施された。今後はアイデンティティー、データ、AIの領域で投資を進める計画だが、提供期限は示していない。
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