サイアブラ、米中間選挙の五つの選挙戦で偽アカウントの組織的活動を報告
イスラエルのテクノロジー企業サイアブラは10月28日、米中間選挙の接戦六つのうち五つで、連携して活動する不正なアカウントを高い確信度で特定したとする調査結果を公表した。テルアビブに拠点を置く同社の分析対象は、カンザス、メーン、ミシガンの上院選と、ジョージア、ネバダ、オハイオの知事選だった。 サイアブラによると、8月31日から10月19日までにX、TikTok、Facebook、Instagramに掲載された約274,000件の投稿とコメントを調べた。候補者に関する投稿の約九分の一は、同社が不正と分類したアカウントによるもので、共和党と民主党の候補者で比率はほぼ同じだった。共同創業者で最高経営責任者のダン・ブラーミー氏は「われわれの基準は、どの候補者にもどの政党にも同じだ」と述べた。 同社の推計では、候補者に関する投稿のうち、不正なアカウントによるものはTikTokで約四分の一、Xで七分の一、Instagramで十一分の一、Facebookで二十分の一未満だった。四つの選挙戦では、両党の候補者を対象とした組織的な攻撃を確認したという。活動は10月中旬ごろの討論会に合わせてピークに達し、観測期限の10月19日時点でもオハイオとミシガンで工作が続いていたとした。 サイアブラは、各選挙戦の両候補に同じ手法、プラットフォーム、観測期間を適用し、公開データに基づいて確信度と活動主体の特定に伴う限界を示したと説明した。今回の公表は、その期間のオンライン活動に関する同社の評価を示すものだ。サイアブラとキャラソフトはまた、選挙を巡る言説の収集と分析に向けた世界共通の手順を紹介するため、公共部門の指導者や選挙関係者を対象に12月9日に昼食会を開くと発表した。参加登録の詳細は今後案内するとしている。
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